当社は、昭和50年の会社創立後、サンシャイン計画の技術開発において主としてコーディネーター役を務めてまいりましたが、昭和55年の新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)殿の設立に際して、当社の技術開発におけるコーディネーター業務は終了し、自らが技術開発を実施する立場となりました。以降、新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)殿、エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)殿のご指導のもとで、探査技術、掘削技術、貯留層評価技術、高温岩体発電等に関する数多くの技術開発プロジェクトと調査業務を実施させていただき、様々な成果とノウハウをベースに、新たな課題解決に向けた複数の委託事業(研究開発プロジェクト)に携わっています。
委託事業
当社では、環境省、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)、国立研究開発法人新エネルギー・産業開発機構(NEDO)などからの委託事業を実施しています。
最近の主な委託研究開発
委託元 | 事業名 | 事業年度 |
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環境省 | CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業/温泉発電におけるノンフロン媒体(アンモニア)の安全性・効率向上の研究 | H25~H27 |
エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC) | 地熱発電技術研究開発事業「地熱貯留層評価・管理技術開発」 | H25~R4 |
地熱データベース構築作業 | H26~R3 | |
地熱発電技術研究開発事業「カーボンリサイクルCO2地熱発電技術」 | R3~R7 | |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) | 先導研究プログラム/エネルギー・環境新技術先導研究プログラム/二酸化炭素循環型地熱発電システムの開発 | R2~R3 |
地熱発電導入拡大研究開発/地熱発電高度利用化技術開発,地熱発電持続可能性維持のためのIoT-AI技術開発 | R3~R5 | |
地熱発電導入拡大研究開発/超臨界地熱資源技術研究/超臨界地熱資源量評価(九重地域)・同超臨界地熱資源量評価(葛根田地域) | R3~R5 |
国の研究開発で実用化した主な技術
当社では、これまで実施した国の研究開発により、以下の技術の実用化を行い、地熱開発の発展に貢献しています。
研究開発で実用化した主な技術 | 委託元 |
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新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
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エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC) |
自社開発した主な技術
当社では、貯留層や坑井シミュレーションに関する技術を自社開発し、自社における坑井評価、貯留層評価、ならびソフトウェアの販売を行っています。
- G★BASE(地下可視化データベース)
- GeoCAD(TOUGH2用プリプロセッサ)
- GFLOW(坑井内流動シミュレータ)